日下和樹のブログ

マンガ大好きマンのブログです

今季イチオシの漫画は、、?

こんにちは^^
コロナの影響などで外出も控える方が増えているのではないでしょうか。
そんな時には家の中で楽しめるもの、私はここぞとばかりに漫画を読みあさっています。
少女漫画から男性向けまで何でも読む私ですが、ここ最近一番ハマっている漫画があります。


「マイホームヒーロー」


現在も週刊ヤングマガジンで連載中
山川直輝作、朝基まさし作画の漫画です。
私はこの漫画を読み始めて、一気に1巻から9巻まで読みました。
まだ連載中のため、最後まで読みきれずむずむずする、、。
実際、ぜひ読んでいただきたいところですが、わたしがまとめるマイホームヒーローの魅力は3点あります。
1.飽きないストーリー展開
全く想像できない展開です。わたしの漫画のイメージは、どんなに面白い漫画でも、どこかで必ず中だるみします。ぶっ続けで読んでると、一瞬流し読みしてしまう、、そんな瞬間はありませんか?
マイホームヒーローではそれがありません。次どうなるの?なんで?と常に次!次!と求めてしまいます。
ストーリーが過去になったり、別の登場人物中心になったり、色々工夫されていることもポイントなのかもしれません。


2.家族愛がアツイ
あったかいを通り越して、アツイです。羨ましいくらい家族がお互いを思い、支え合う様子が描かれています。
漫画の内容自体は、殺人シーンやなかなかヘビーな話なはずなのに、家族愛が素敵なので読んだあとも全く嫌な気持ちになりません。
特に、夫婦の信頼関係が本当に素敵だな、、としみじみ感じます。お互いのことを常に考え、信頼しているからこそのストーリーだと感じます。
読んだらわかるかと思いますが、夫が家族と話している時の「おん、、」という相槌、どんどん愛おしくなります。


3.絵が素敵
話の内容は勿論ですが、やっぱり漫画は絵が魅力的でないとハマれません。マイホームヒーローは、登場人物の独特な表情を巧みに表現しています。登場人物の気持ちに感情移入しすぎて、自分も本気でハラハラしてきます。
様々なシーンが出てきますが、全てリアルで、しっかり描き込まれているのが分かります。


他にも沢山魅力はあるのですが、特におすすめな理由は上記3点でした。
男性向け漫画の分類に入るかと思いますが、普段少女漫画や、不倫漫画をたしなむ私がハマる漫画です。女性の皆さんにもぜひぜひお勧めしたい漫画です。
シンプルに本当に面白い漫画なので早く次のストーリーが読みたい!待たないからそれまでに、おなじ著者の違う漫画が読みたい!!そんな状況です。
ぜひ皆さんご覧ください!

マンガ好きってみんなこんなふうに育ったんじゃないかな

私とマンガの出会いは、今からさかのぼることウン十年前。
小学生の時に『ちびまる子ちゃん』を集め出したことからマンガ好きになった。


小学生時代は、りぼんコミックスを集めまくり、学校が休みの土日のたびに、お母さんに「ブックオフに連れて行って!」とねだる子供で。しかも、自分の欲しい巻がなければ、どうしても続きが見たくて、あちこちの店を探したいとわがままを言ってお母さん疲れさせる、という我ながら本当にに困った子どもだったよ。


お小遣いのほとんどはマンガ集めの資金に消えていく日々。小学生の頃は、テストで90点以上取れれば、とか、お風呂掃除や、玄関掃除をすればお小遣いがもらえる決まりがあったから、すべてはマンガのため!と必死にお小遣い稼ぎを頑張ってたな。もちろんじいちゃん、ばあちゃんからもらうお小遣いだって同じ。小学校高学年になると、金額も上がってくるから、日々のお小遣いとお年玉を無駄遣いせずに大事に取っておけば、まとめ買いだって出来ちゃうから、机の引き出しにコツコツ貯めてたな。



中学生なる頃には、妹と一緒に『ちゃお』と『なかよし』をお互いに買って交換ばんこで読んでたっけ。この頃は、ブックオフじゃなくて新刊にも手を出すようになって、ますますマンガ好きになってた。テスト期間中も勉強しなくちゃいけないのに、ついつい誘惑に負けてマンガを読み始めちゃってよく後になって後悔してた。



高校生では、恋愛マンガばかり読んでいて、友達との貸し借りもいっぱいしてたな。懐かしいな。同じ部活の部員の友達を通して、私の少女マンガ好きが他のクラスの子にも広がっちゃって、「おすすめのマンガ教えて~」って急に話しかけられることもあったな。あの頃は、新刊の発売日が書かれた一覧を毎月本屋さんに取りに行くくらい、マンガの発売日が待ち遠しかったな。ほんとマンガへの執着心すごかった。月に一体いくらマンガにお金つぎ込んでたんだろう…。実家にあるマンガの数見るだけでも恐ろしい金額使いまくってたのがわかるよ。



女子大生になって、一人暮らしのアパートにもって行くマンガを厳選しなくちゃいけないのは大変だった。どれも実家に置いていくには捨てがたかったから。結局、卒業するころにはちょいちょい実家から持ってきてて、マンガだけでだいぶ荷物を増やして実家に帰ってきたっけ。



社会人になった今は、これ以上部屋を狭くできないから、かなり悩んで厳選して、泣く泣くマンガ半分以上売って。今は電子コミックとレンタルマンガで、相変わらずのマンガ好き。電子コミックもレンタルマンガも便利だよね。場所取らないのに家でゆっくりマンガ読めるんだもんね。電子コミックなんてほば毎日お世話になってるよ。



私はこれからいつまでマンガ好き生活続けるんだろう。でも、いつまでもやめられない気がするな。うん、確実に。

受験で断ったマンガに救われた大学時代

なさいとお小言を頂戴していました。


そんな私も人並みに受験を経験する年になり、入試が済むまでの1年間は漫画を読まないと決め、事実我慢した記憶があります。


こんなことを取りとめもなく思い出したのは今日、近所の子同士の立ち話が聞こえてきたからです。


その子は現在高校2年生で、来年は大学受験です。子供の頃から知っていて、普段から顔が合えば部活のこととか、勉強のこととかいろいろ話をするので、春から受験生になることも知っていました。


第一志望校は、なかなか難しいことで有名な大学なので、勉強が大変だろうなと気にかけてはいたんです。


ところが去年、高校から始めたバスケットボール部でキャプテンに選ばれてしまい、30人からいる部員を引っ張らなきゃならないので、引退するまでバスケに集中したいというんですね。


高校時代、部活にのめり込むのはいいことだと思うので、私は応援していました。


でも、それは所詮、近所のマンガ好きなおやじの考えで、親は当然大学受験を優先しろというわけです。


その子は、そのことを友達に愚痴っていたわけですが、聞いていてなんだか可哀そうになって来ました。


というのも私自身、大好きなマンガを1年断った受験生暮らしを経験しはしたものの、結果は惨憺たるものであり、受けた大学ほとんどすべて、落ちてしまった苦い経験があります。


一つだけ受かっていた、名もない誰も知らないような大学に行くか、浪人するか迷った挙句、また1年マンガを我慢するのは嫌だから、仕方なく不本意入学を決心しました。


そうして入った大学で、身を救ってくれたのは、マンガだったのです。


基本的に行きたくない大学だったので、新入生ガイダンスにも出ず、健康診断も欠席者だけのグループで受けたりする始末でしたから、広いだけがとりえのキャンパスで、知り合いがまったく出来ず孤独でした。


そんなとき、たまたま帰りの電車が一緒になった同じ学科の人と、「進撃の巨人」で話が合い、その人は全巻読み終えていると聞いたので、思い切って貸してくれと頼んだのです。


すると翌日から、各巻づつカバンに入れて持って来てくれるようになり、そうして全巻読み終えた頃には、並んで授業を受ける仲になることが出来ました。


入学してしばらく、多勢に無勢みたいな感じで、友達もなく不安だった日々から解放されたのは、マンガのおかげです。そいつとは今も付き合っています。


近所の子がこれから、バスケをどうするのか分かりませんが、辞めるにしても大学でバスケが身を救ってくれることがあるかもしれない、親がなんと言おうと好きな物とはそういうものだ、話を聞いていてふと思い出したことです。